ささいな変化が人生を変える?
昨日ブログを始めて一日たった。
今日は自分にとって些細な変化があった。
他の人にとっては当たり前のことかもしれないが、僕にとっては重要だった。
それは「食後の皿洗い」だ。
これまで僕は一人暮らしを6年半も続けながら、”その日使った食器を
その日に洗う”という単純作業がほとんどできなかった。
これは「面倒くさい」、「明日やればよいだろう」、「それよりもやるべきことがある」などと理由をつけて逃避してきた行為だ。
もちろん、皿洗いを後回しにしたからってなにか大きな災害が降りかかるわけでも、
罪があるわけでもない。明日やるのなら問題ないように思える。
でも、ここで重要なのが”片付けよう”と思う心の余裕がなければ絶対にできないのである。
皿洗いという単純でだれにでもできること、でもそれと同時にいつでもできるから今やらなくてもよいといった心理が働いてしまう
片付ける時間は正味10分もあれば十分だ。
労力もいらないし、一度始めたら体は自然に動いてくれる。
そう、始めたら終わるのだ。
この”始める”の壁がどんなに高かったのか思い知った。
自分の心に余裕ができ、目標をもって日々を生きだした瞬間に
自然と、「めんどいけどまあ、やっておくか」
こんな気持ちが芽生えて、気づいたら皿はきれいに洗われていた。
そんで自分の心もなにかすっきりと晴れた感じもする。
これはモノを片付ける行為を通して自分の中のモヤモヤした思いを
整理させたのかもしれない。
皿洗いひとつでここまで考えてしまう僕は何者なんだろう。
前世で皿洗いの選手権でも出ていたのかな。
でも、今日皿洗いができたのは偶然ではなく、心が変わってきた証拠。
日常のちょっと面倒くさいことをできるのは人生をよくする一歩かもしれない。
今まで逃げてきた数えきれない量の「やればできるんだけど面倒くさいこと」
に向き合って、その感触を確かめてみようと思う。
些細なことの中に気づきがあることを信じて。